人気のあるチタン製の印鑑。
いろんな種類が販売され、以前よりもおしゃれ度も高いですよね。
人気の理由のひとつとして、水洗いできるなど手入れが楽なことがあります。
これから購入される方は、どれくらい手入れが楽なのか、水洗いで本当に印鑑がキレイになるのか、手順を示しながらお伝えしたいと思います。

手入れが楽と言われる3つの特徴
チタン印鑑の手入れ方法を解説する前に、チタンの特徴を知っておいて欲しいので、ご存じかもしれませんが簡単にポイントをお伝えします。
牛角系や樹脂系が持っていない特徴だからできるメンテナンス方法なんです。
黒水牛などで同じ洗浄をするとひび割れやカサカサになってしまいますから、チタンならではの特権になります。
強度が高い | 鉄の3倍も強いから擦り洗いも可能 |
耐食性が強い | 錆びにくいから水洗いが可能 |
熱に強い | 熱湯などで汚れが取れやすくできる |
もっと詳しい特徴は「チタン印鑑のメリット・デメリットを解説!」で解説しています。
チタン印鑑の洗浄方法を順序だてて解説します
上の画像は、私が公務員時代に10年以上職場で使用したチタン印鑑です。
何度か軽く洗ったことはありますが、数年分の汚れが蓄積している状態です。
今回はこの印鑑をキレイに洗浄して手入れしていきます。
ティッシュなどで朱肉を拭きとる
水洗いする前に、取れる汚れを取っておくために拭き取りをしましょう。
本当はティッシュを使うと、拭いたときのカスが印鑑の目に詰まってしまうのでNGなのですが、後から水洗いするので大丈夫です。
朱肉を拭き取るためにわざわざ専用の紙やいらない布を用意するなんて面倒ですからね。
そして、ティッシュを押し込みながら拭くことで、彫刻文字の奥の部分の朱肉もある程度取れるんです。
この時点でも印面は結構キレイになります。
でも、まだまだ文字の奥に朱肉は残っていますね。
柘植などの木製の印鑑の場合、押印するごとに拭き取りしておかないと、朱肉の水分や油分を吸収してしまい、印影に歪みが出ることがあります。
水道でジャブジャブと洗う
次に、水道で水を出しながら、指で擦ってみました。
しかし、それほど変化はありませんでした。
朱肉の種類にもよりますが、油分を多く含んでいるものもあるため、単に水で流すだけでは彫刻された奥の部分の朱肉を取ることはできませんでした。
歯ブラシに洗剤をつけて擦る
彫刻された文字の奥の朱肉の汚れを落とすため、歯ブラシを使用します。
朱肉は油分を含んでいるので、歯ブラシに中性洗剤をつけて擦っていきます。
歯ブラシにべっとりと朱肉がつき、汚れはかなり取れましたが、細かな目にはわずかに朱肉が残っていました。
お湯を使いながらジャブジャブと洗う
汚れを落ちやすくするために、お湯を使って朱肉をやわらかくします。
さらに、硬めの歯ブラシに、洗剤の粒子を大きくするために歯磨き粉を使ってみました。
すると、文字の目に詰まっていた朱肉も無事に取ることができました。
チタン印鑑を水洗いした結果
汚れは完璧に取り除かれ、購入時と同等かと思うほどキレイになりました。
10年以上使用している印鑑だとはとても思えませんし、メンテナンスを十分にしていなかったにも関わらずこの結果には大満足です。
- 拭き取りや水洗いで事前に汚れを落としておく
- 水洗いにはお湯を使うことで汚れが落ちやすい
- 使用する歯ブラシは硬めのものを選ぶ