結婚したらいろんなものの名義を変更したりと何かと出番の多い印鑑。
当然、新しい生活が始まってからは新しい名前の印鑑を使うことになります。
慌てて印鑑を作ったり、既製の印鑑を買ったために、後から後悔してしまうことも多くあります。
ここでは結婚して、新しい名前の印鑑をいつまでに買っておく必要があるのか、実印・銀行印・認印など必要な種類についてお伝えしていきます。
また、最後には結婚したときにおすすめの印鑑についても紹介しています。
新しい印鑑は婚姻(入籍)届提出前に買うのが効率的
もし、住民票のある市役所に婚姻届を提出した場合、住民票はすぐに新しい名字に書き換えられるからです。(戸籍に記載されるまでには1,2週間程度かかります)
住民票の名前が変わったということは、婚姻後の名字が正式な名前ということになりますよね。
新しい名字の印鑑を用意しておけば、すぐに各種名義変更などの手続きに入ることが可能ですよ。
婚姻届の提出される際、職場で有休を取得して役所へ来庁される方が多いです。
できる手続きを少しずつこなしていかないと、何度も有休を取ったり無駄な時間を過ごしてしまうことになりかねません。
できるだけ効率的に済ませるためにも、入籍届の提出と同日に済ませられる手続きをすぐに処理できるよう、新しい名前の印鑑は入籍届を提出する前に作成しておきましょう。

結婚後に印鑑が必要になる手続き
先ほどもお伝えしたおり、婚姻届を提出すると、提出した場所にもよりますが、住民票や婚姻受理証明書などあなたのお名前が変更されたことを証明する書類を同日に入手することができる場合があります。
入手した書類と新しい名字の印鑑を持って変更手続きなどをしておきましょう。
一般的には次のような手続きが多いです。
ただし、手続きによって必要になる印鑑の種類が違うので注意してください。
必要な手続きの例 | 必要な印鑑の種類 |
---|---|
転出・転居・転入届 | 認印 |
運転免許証・パスポートの変更 | |
金融機関の通帳の名義変更 | 銀行印 |
キャッシュカードの名義変更 | |
携帯電話の引き落とし変更 | |
新規の印鑑登録 | 実印 |
印鑑登録の変更 |

旧姓の印鑑も持っておくこと
手続きによっては、旧姓の印鑑が必要になることがあるからです。
例えば、銀行口座の通帳の変更手続きであれば、名義の変更以外にも銀行印の変更もされると思います。
銀行口座の通帳届出印の変更をするためには、旧の登録印と新しく登録したい印鑑のふたつが必要になります。
他にも、婚姻届と同日に転出や転居などの住所変更を行う場合には、入籍と住所の変更どちらを先に処理するかによって、書類に記入するお名前が違ってきますから押印する印鑑もそれにあわせたものが必要になります。

旧姓で実印登録している場合は、婚姻届と同日もしくは数日内に印鑑登録は抹消されるからです。

結婚したら必要になる印鑑の種類
- 実印
- 銀行印
- 認印
- シャチハタ
結婚したからといって特別に必要な印鑑というものはありません。
通常、生活シーンで見かけるのは上の4つですね。
男性がもつべきなのか、女性がもつべきなのか、夫婦で共有でも良いのかなど、種類ごとに説明していきます。

実印
不動産を共有名義で購入したり、自動車を夫婦それぞれの名義で購入する予定があれば、夫婦それぞれが持っておきましょう。
実印が必要とされる例
- 自動車の購入(軽自動車を除く)
- 住宅ローン契約
- 不動産売買
- 不動産登記申請
- 相続時の遺産分割協議書
市区町村により異なりますが、実印として登録できる印鑑は、一般的には印影の大きさが「8mm~25mm」で、欠けにくい素材を使ったものになっています。
印鑑登録について詳しくは「印鑑登録とは?登録できる印鑑を解説」を参照してください。
実印の夫婦おそろいや共有はできません
世帯内の人が同じ印鑑を実印として登録することはできません。
実印は、印鑑証明書とセットでもっとも重要な意思表示をするためのものです。
例えば、不動産を夫婦共同名義で購入する場合、夫婦が同じ印鑑を使用して契約をしたとしたら、契約相手方はどう思うでしょうか。
信用して大丈夫なのか不安に思うはずです。
また、印鑑登録を管轄している市区町村役場でも、実印の登録時には世帯内に同じ印影を登録している人がいないかはチェックしています。
(詳しくは「夫婦で同じ印鑑で実印登録できるか解説」を参照してください。)
大切なパートナーとおそろいの印鑑にしたり、同じ印鑑を共有したい気持ちもあるかもしれませんが、あなたを守るためにも夫婦別の印鑑を作成するようにしてください。

同じ素材のサイズ違いならおそろいにすることもできますよね。
下の名前のみで実印を作る必要はない
印鑑登録の変更手続きは、市区町村単位で行われ、処理時間も15分程度で終わるため、姓が変わっても印鑑登録手続きはそれほど負担にならないからです。
昔から、「女性は下の名前で実印を作っておくと、結婚して姓が変わっても大丈夫」などと言われたり、印鑑店でもそのように言う人もいます。

婚姻により姓が変わる方、特に女性の方の実印はフルネームにすべきか下の名前のみで作成すべきか悩む方がいらっしゃいますが、深く考える必要はありませんよ。
新しい姓を大切にしたいと考える人もいますから、あなたの好きなようにすれば良いのです。
それよりも、書体や大きさ、素材などを気に入ったもので作成するほうが大切にできるはずです。
銀行印
銀行の預金口座を管理するための印鑑ですよね。
最近では口座開設に印鑑が不要という銀行もありますが、結婚前にお持ちの口座については旧姓から新姓への変更と、登録印(銀行印)を変更する必要があります。
銀行印を夫婦で共有したり、おそろいにすることも可能ですが、セキュリティの面からおすすめしません。
印鑑をひとつにまとめることで、盗難にあった際の被害が大きくなる可能性があるからです。
リスクを考えると、夫婦で銀行印を共有せず、それぞれで持つのが良いでしょう。
下の名前だけの印鑑を登録している場合は、通帳の名義変更だけ行い、以前からの印鑑をそのまま使うこともできますね。

認印
役所での手続きや宅配便の受け取り、簡単な書類作成などに使用します。
お仕事によっては、会社内の決裁などにも使用することがあるでしょう。
複数本用意しておきたい印鑑になります。
家庭内で簡単なことに使うだけなら百均のものでも良いでしょうし、外に持ち出す用に少しマシなものを購入しておくのも良いと思います。
職場で新姓を名乗られるのなら、愛着のある素材などのものを購入するのも良いですね。

シャチハタ
認印よりもさらに簡易的なもので、正確には印鑑ではなくスタンプです。
役所などへの正式な書類には使用することはできませんが、宅配便の受け取りや確認印として使用されることが多いです。
また、看護師の方など職業柄スタンプ印を押すことが多い方などは早めに新姓のシャチハタを用意しておく方がよいでしょう。

女性の方にはディズニーの印鑑が人気です。
結婚後の印鑑はネット通販のコスパが高い
結婚後は、特別高い印鑑を持つ必要はありませんが、実印・銀行印・認印それぞれの利用シーンから考えて、恥ずかしくないと思う程度のものを購入しておくと良いでしょう。
印鑑の購入場所は様々ありますが、百貨店や街の専門店の場合、どうしても高額になりがちです。
結婚が決まっていろいろとバタバタしている中で、いろんな費用が必要になってくる時期です。
そこでおすすめしたいのが、ネット通販店です。
ネット通販店の良いところは、多くの素材から選ぶことができたり、書体プレビューなどがPCやスマホからできるので、何度も来店する必要もありません。
「はんこプレミアム」のように卸売問屋のため、高品質な印材を安く販売することができることが人気のお店もあります。
ショップの中には納期も早く、手仕上げであっても翌日発送をしているところもありますし、「天章堂」や「平安堂
」のように街の専門店が運営している通販店で、手彫りであっても1週間程度の納期で対応しているところもあります。
新しい生活を共にするわけですから、品質の高い印鑑を安く、来店せずに早く購入したいと考えるのは当然です。

セットで作成すれば安くてお得
婚姻に限らず、印鑑店では印鑑をセットで販売されていることが多くあります。
セット販売は単品購入よりも安いことが多いですので上手く活用することで良いものを安く買うことができます。
結婚の場合、名字が変わる人はもちろん、同じ名字を使い続ける人でも、「結婚を機に実印を作る人」は結構います。
お互いが心機一転、新しい生活をスタートさせるために、実印・銀行印・認印をセットで購入するという人も多いです。
実際、私自身が結婚を機に3本の印鑑を購入し、結婚10数年経過していますがどの印鑑も愛用しています。
もちろん、セットで3本も購入するわけですから、安くなっているはず!
ということで、人気印鑑通販店3店で同じ素材・同じサイズの3本セットの価格をまとめてみました。
ショップ名 | 単品価格 | セット価格 | 割引率 |
---|---|---|---|
はんこプレミアム![]() |
14,440円 | 10,480円 | 27.42% |
ハンコヤドットコム![]() |
16,700円 | 11,600円 | 30.53% |
28,040円 | 23,990円 | 14.44% |
今回、男性でも女性でも使われる黒水牛(芯持)を使った実印(15mm)・銀行印(13.5mm)・認印(12mm)のケース付きでまとめています。
割引率は素材によっても変化するようですね。

結婚記念におしゃれな実印や銀行印を作れるお店
ネット通販店なら、昔ながらの街の印章店では見かけないような印鑑をみつけることができます。
結婚を機に、新たな生活を始めるにあたって、アクセサリー感覚で、大切に保管しておける印鑑を購入するのも良いと思います。
新生活を祝うような印鑑を購入出来るお店
関東で約60店舗を展開するお店のネット通販に「平安堂」というお店があります。
平安堂では次のような、一生モノの記念になるような印鑑が販売されています。
どちらもアクセサリーのような高級感があって、結婚という節目にふさわしい印鑑になっています。


素材は、象牙・オランダ水牛・黒水牛と、すべて立派なもので、実印や銀行印にも最適です。
⇒ 平安堂のハートの印の詳細を見る
他にも、ルビーやサファイヤを埋め込んだものがあります。

洗練されたデザイナーズ印を購入出来るお店
おしゃれなデザイナーズ印を販売している通販に「Sirusi」というお店があります。
ただし、実印にする場合は、読めなければ登録できませんので、銀行印として使用することをおすすめします。
⇒ Sirusiの印グラフィーを見る
他にも、チタンだけでなく「カーボン」があるのもポイントです。
女性には可愛い認印もおすすめ
職場で使う認印やシャチハタなどは、新しくかわいいものが欲しいということもありますよね。
旦那さまから、お名前が変わられた奥さまにプレゼントされるのもよいでしょう。
ネット通販店なら和柄やディズニー、サンリオなどのキャラクター印も販売されていたりしますよ。
なかでも、印鑑ネット通販最大手のハンコヤドットコムなら、認印やシャチハタだけでなく、実印や銀行印についても女性らしい素材の商品がラインナップされています。
他にも、チタン専門のページや印鑑ケースのみを集めたページもあるなど、印鑑やスタンプはなんでも揃う品揃えになっています。
婚姻届を提出する前に、夫婦で印鑑選びというのもよいのではないでしょうか。
まとめ
婚姻届を提出した同日中にいろんなものの変更手続きができるので効率的です。
婚姻前のものを整理するときに旧姓の印鑑が必要になるケースがあるためです。
不動産を共有所有したり、自動車を購入することがあるならば実印も作っておくとよいでしょう。
すべて新たに購入しなくても、以前からお使いのものでもかまいません