日本には春夏秋冬と四季があるように、その季節によってさまざまな行事が行われています。
また、家族ができたり子供が生まれたりとライフスタイルの変化に合わせたお祝い事や行事などもあります。
そんな特別な日に和雑貨を使ったアイテムがあれば素敵だと思いませんか。
どこか懐かしい気持ちになる和雑貨の魅力を存分に実感する為にも、おしゃれな和雑貨を集めてみませんか。
ここでは、手軽に楽しめる季節の和雑貨の置物アイテムをご紹介していきます。
洋室でも行事に合わせた和雑貨の置物は楽しめる
和雑貨の置物というと、「部屋の雰囲気に合うかな?」「何を基準に選んだらいいのかな」など、迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
洋室の部屋の中に和雑貨の置物を置いても浮かないかな?など気になる人もいると思います。
近頃の和雑貨は和室がなくとも、日々の暮らしの中に気軽に取り入れられる和雑貨がたくさんあります。
置くタイプの和雑貨はもちろん、掛けるタイプの和雑貨や置くだけで癒やされたり楽しみが広がるものもあります。
意外と置いてみると和雑貨が自然と馴染むのを実感できるのではないでしょうか。
和雑貨ならではの優しい風合いとコロンとした丸みのあるフォルムは、あなたの毎日をより豊かにしてくれるはずです。
陶器など割れる置物とは違い、和雑貨の置物は割れないものがほとんどですから、小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも安心して置いておけるメリットがあります。
そのため、贈り物として和雑貨を選ぶ人も増えています。
季節に合わせた行事に和雑貨を取り入れながら、もっと気軽に楽しんでみませんか。
【お正月】一年の幸せを願う和雑貨の「鏡餅」の置物
お正月になるとどこのご家庭にもある鏡餅を和雑貨にするのもおしゃれでおすすめです。
「今年も素晴らしい年でありますように」という願いを込めて、お正月は飾り物をするのが習わしです。
一年のスタートでもあるお正月の行事は欠かせないと話す人も少なくありません。
28日までに大掃除を終わらせて正月飾りの準備を行うようにしてくださいね。
鏡餅は「神様の拠り所」ともいわれています。
大小の丸いお餅を重ねるのは円満に新たな1年を重ねるといった意味を持ちます。
鏡餅の上に載っている「橙」は子孫繁栄を願い、「御幣」の赤は魔よけ、繁栄を願います。
「四方紅」は災いを払い、「裏白」は長寿を願います。 鏡餅は種類によっても飾りが違いますが、それぞれの飾りの意味を考えて選ぶのもいいかもしれませんね。
美濃和紙とちりめんを使った和雑貨の置物です。
かわいらしいころんとした見た目とシンプルな鏡餅は、メイドインジャパンならではの質の良さを感じます。
一つ一つが職人さんの手作りになるので一つとして同じものはありません。
見ているだけで優しい気持ちになる温かさもあります。
お正月を大切に思う日本人にこそおすすめの和雑貨です。
他にも、1月から12月までの年間の季節や行事をそれぞれ和の置物にした商品もあります。
どれも素朴で小さなサイズなので場所を取ることなく置けるのもポイントです。
すべてそろえて、月ごとに変えるインテリアにしても面白いかもしれません。
和雑貨ならではの素朴さがかわいいですね。
【ひな人形】女の子の成長を願うひなまつりの置物
子どもの初節句に合わせて購入するひなまつりや五月人形は、日本で昔から行われてきた行事の一つです。
ひなまつりは女の子の健やかな成長を願う行事になり「桃の節句」とも呼ばれています。
雛人形や桃の花、菱餅、ひなあられなどを飾るのはもちろん、食卓にはちらし寿司やはまぐりなど華やかなお祝いでもあります。
雛人形には女の子の穢れを移して厄災の身代わりになるという意味が込められています。
マンションなどにお住いの方に、省スペースで使用できる和雑貨の雛人形を取り入れる人も増えていますね。
ちりめんを使った手作り雛人形です。
桜柄のふんわりとぼかしが入っていること、雛人形だけでなくちりめん細工のぼんぼりや菱餅、桜橘をすべてセットにしています。
優しく笑っている姿がとても愛らしい和雑貨の雛人形です。
日本製ならではの質の良さも特徴です。
コンパクトサイズの驚くほど小さな雛人形です。
マンションなど限られたスペースでしか置けないお家にもおすすめです。
ひいなは小さくてかわいい意味の古い言葉です。
かつての貴族の間ではひいな遊びが流行していたそうです。
誰もが心を和ませる手作りの風合いが特徴です。
【五月人形】子どもの日を祝う兜や鯉のぼりの置物
男の子の初節句を祝う五月人形や鯉のぼりの和雑貨もおすすめです。
主に内飾りといわれる室内に飾るものになり、ひな祭りと同様に子どもの健やかな成長を願って飾ります。
武士の防具だった兜や鎧を飾ることで子どもを厄災から守る意味があります。
子どもには“強くたくましく育って欲しい”と考える親の愛情ともいえますね。
鯉のぼりは、江戸時代の武家社会の風習の憧れが形になったものです。
登竜門伝説に由来し、鯉は立身出世の象徴の意味を持ち、鯉はとても元気な魚であることからどこでも生きられる願いを込めて飾るようになったといわれています。
かつては大きな鯉のぼりを飾るのが一般的でしたが、近頃は内飾りとしてコンパクトなものを室内に飾る人も増えています。
ちりめん細工を使った吊るし飾りの鯉のぼりです。
一本一本丁寧に縫い上げていること、職人の腕による細かな作りが特徴です。
和を和ませるインテリアとしても向いています。
1本のみで飾ってもいいのですが、複数飾るとより華やかな印象になります。
台座のセットなのでそのまま置けるのもポイントです。
レーヨンちりめんを使った鯉のぼりです。京都の人形工房による手作りになり黒塗りの台の上に金襴生地の敷布や絢飾(けんしょく)鯉の親子飾りが飾られています。
白銀の矢車はくるくる回るように作られているので遊び心も感じられます。
シンプルなデザインではありますが、高級感があり贈り物としても喜ばれます。
レーヨンちりめんを使った丸みのあるかわいらしいフォルムの五月人形です。
日本製ならではの質の良さはもちろん細部にまでこだわりぬいて作られたのが伝わってきます。
五月人形の柄は生地取りの部分によっても異なります。
豪華な作りになっているので立派で存在感もあります。
趣もありますし素材の良さを生かしています。
子ども向けへの贈り物としても人気があります。
【縁起物】長寿のお祝いにフクロウの置物
昔からフクロウは「不苦労」と表現されるように、長寿の象徴として知られています。
他にも「福路(幸せな人生)」や「冨来老(豊かに年がとれる)」、「福郎(福が来る)」などと書かれることもあります。
ふくろうは縁起の良いものとして知られており、贈り物としても人気があります。
他にもフクロウは夜目が利き「見通しがいい」という意味から、商売繁盛や開運、招福などの意味もあります。
ふくろうは日本だけでなく世界的にも縁起物として知られています。
縁起物で和雑貨を探している人にもおすすめです。
レトロなちりめん生地で作られた和柄のふくろうです。
じゃみ=お手玉になり、すべて手作りなのもありそれぞれに特徴があるのも面白いですね。
お手玉として投げて遊んだり、起き上がりこぶしとして遊ぶのもむいています。
色によって見た目の雰囲気が変わるのもかわいいですし、コロンとした見た目もいつまでも眺めていたくなりますね。
ちりめん細工で作られた季節の輪飾りです。
秋の紅葉やどんぐりをあしらったおしゃれなデザインなのはもちろん、円の真ん中に3匹のふくろうが並んでいます。
全体的に落ち着いた風合いなのと、柔らかいちりめんならではの見た目もあり部屋のインテリアにもむいています。
ふくろうそれぞれに表情があるのもかわいらしく、小ぶりで場所を選ばないのも嬉しいですね。
【クリスマス】リースやツリー
クリスマスはイエス・キリストの降誕祭です。英語表記にすると「Christmas」になり、Christgはキリストのこと、masはミサ(礼拝)の意味があります。
日本語で訳すとキリストのミサという意味を持った言葉になります。
クリスマスはキリスト由来のものもあれば、関係性の低いものもたくさんあります。
クリスマスの飾り付けで彩られるクリスマスツリーは、ドイツが起源であるといわれています。
もみの木は生命力の象徴とされる縁起物です。
ドイツではもみの木に住む妖精が幸運を呼び込んでくれるなどの言い伝えがあります。
12ヶ月分の季節のリースをちりめん細工で作ったものになります。その季節ごとの行事を生かしたリースは飾るだけでも気持ちも上がりますね。
クリスマスバージョンにはリースにくっついて回転している愛らしい姿のサンタクロースもついています。
クリスマスの飾り付けで和雑貨を探している人にもおすすめです。
ちょうどいいサイズ感で飾る場所を選びません。
クリスマスツリーにプレゼントを組み合わせたかわいいちりめん飾りです。
高さも10cmほどの小さなものなので、ちょっとしたスペースに置けるのもポイントです。
クリスマスツリーの和雑貨はなかなかありませんし、和と洋の組み合わせがなんとも癖になります。
ちりめんと和紙を使っているからこそ、柔らかい印象ですし飽きずに使えるはずです。
まとめ
和雑貨の雑貨は日常生活のさまざまなところにあります。
和雑貨ならではの柔らかくさわり心地の良さはもちろん、時間が経つとより手作りならではの温かな風合いを感じられるようになります。
日本の行事に和雑貨を取り入れるのもおしゃれで素敵だと思いませんか。
どれも職人の手によって作られているものだからこそ、一つとして同じものはありませんし特別な逸品になるはずですよ。
和雑貨の魅力をあなたも体験してみてくださいね。